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発達障害(ADHD)と診断されました×最高に美しいライフストーリーを得るために

※この記事はメルマガのバックナンバーです

どうも

こんにちは、柊一刀です。

最近、心療内科に行ってきたんですが
発達障害と診断されました。

発達障害には様々と症状があるようですが
僕は「不注意型のADHD」とのことでした。

症状としては

・仕事で簡単なミスを沢山する
・忘れ物、なくしものが多い
・時間管理が苦手
・集中し続けることが難しい

などが主にあげられるようです。

学生時代から、物事の考え方とか捉え方とか
どうやら僕はちょっとおかしいみたいだぞ!
っていうのは感じていたので

なんかあるんじゃないかな?とは
ずっと思ってたのでちょっと納得しました。

一応言っておくんですが
僕は心を病んだわけでも
何か悩んでいて病院に行ったわけでもありません。

どうやったら、もっと仕事と勉強出来て、
この殺人タスクこなせるかな?って思って
めっちゃ調べてたら
最終的に心療内科行こう!ってなりました(笑

ここで書いたら怒られちゃいそうな
下らない理由で
病院に行っただけなのでご心配なく!

今回、ADHDの詳しい検査が面白かったので
その事について少しお話しさせて頂きますね。

■ADHDの検査は自分探しみたいな感じ

病院に行くと、
カウンセリングで1時間くらい先生と話します。

先生に聞かれるがまましばらく答えて
その他、何の目的でやるか分からない事も
いくつか行いました。

例えば

「この白紙の紙に実のなる木を一本書いてください」

とか。

初回のカウンセリングの時は、
僕に障害があるとか一ミリも思ってなかったので、
ただ子供の頃の話とか今の仕事の話とかしていて

愛想のいい40歳位の女性の先生の話し方が
すごく説得力あるけど、
どうしてそうなんだろうかと、
全然関係ない事ばかり考えてました。

そして、一通り終わった頃、先生が

『不注意型のADHDですね?』

と一言。

今まで関係ない事ばかり考えていた頭の中が
一瞬でハテナでいっぱいになり
僕がきょとんとしていると

更に先生が

「発達障害の一種で、特に集中力がなかったり忘れやすかったりするやつです」

と続けました。

「お、おぅ…」
おーけー、おーけー。

なるほどね!
そういった傾向があるって事だよね。

なんかすごく驚かせて来るじゃん。
先生可愛いな///

とか謎の上から目線で平常心を保ちながら
何事もなかったかのように
真顔で先生の顔を見てました。

その後お話しする中で、
これから2ヶ月くらいの間病院に通って、
症状の重さや、他の障害がみられるかを
見ていくとの説明を受けたあと

「次回病院に来るまでに書いてくるように」
と、20枚くらいの診断用の記入用紙を渡されました。

家に帰り、早速その記入用紙に取り組んだのですが、
小さい頃に見られた症状の当てはまる項目と
それに関連するエピソードを
書く項目が何十個もあったり

近しい人からみた僕を書いてもらう紙があったり…
(母親に写真送って答えてもらいました)

症状の例が記載されていて
類似する事があればエピソードを
書いていくように進めるんですが

ほとんど当てはまるので、
数十項目エピソードを書かなければいけなくて
めちゃくちゃめんどくさい…

結局全部書ききるのに3日かかりました。

その時書いたエピソードをいくつか紹介します。

(各項目は、子供時代と、成人してからの事をそれぞれ書いていきます。)

【子供篇】

・教科書をよく無くす。なぜなくなるのか分からない。

・小学生の時、ランドセルを年に数回忘れる。

・中学生の時、制服を忘れて登校する(毎日何かしらの忘れ物をする)

・先生の話を聞いてる時、何故か自分だけ話を聞いてないと指摘され怒られる

・授業は集中できず内容が全く頭に入っておらず、後から頭のいい友達に要点だけ聞いて何とか覚える

・片づけられず机の中がぐちゃぐちゃ

・宿題は基本最後まで終わらない

【大人篇】

・集中力が続かず数時間無理に仕事すると、体調を崩す位疲弊する。
(自営業になった時に、取り組み方でかなり改善)

・今まで何度挑戦しても活字が並んだ本を数回しか読み切れたことがない。

・文章を読んでいるとき、突然どこを読んでいるか分からなくなる。

・寝る時は物音が気になり過ぎて、どんなに静かな場所でも耳せんがないと寝れない。

・寝起きがいい事は年に数回。基本絶望と共に最悪の気分で目が覚める。

・スケジュール帳にいくつも予定が入っていると大体一つは飛ばしてしまう。

・約束したことはメモに残さないとどんなに大事な用事も数時間後にはほとんど忘れる。

・人の顔と名前が全く覚えられない。

などなど。

誰にでも少しは当てはまる項目が多くて
「あ、これって障害の症状だったの?」
って事が沢山ありました。

診断は、多くの人が少しは当てはまる事が

どれだけ深刻に症状に出るか、
平均値と比べてどの程度の症状の重さか

などを見るようです。

診断用のシートに記入もバッチリ行い、
2回目の病院。

その時は前回の女性の先生ではなく
診療心理士(?)だったかの資格を持った
別の専門の男の先生が対応してくれました。

家で書いてきた資料を基に、

・どの程度の症状の重さか
・他に症状は見られないか

を診断してもらえるみたいでした。
(実際何を診断してたかは詳しくは分かりません)

この日は記入した内容を元に
1時間ぐらい質問されておしまい。

その男の先生が言うには

僕は不注意型の症状が重いけど
その他の対人コミュニケーションや
落ち着きがないとかの多動性の症状は
あまり見られないとのことでした。

詳しい診断結果はまた次回。

その後、少し先生と話しましたが
僕が今迄悩んでいたことを
全部言い当てていきました。

これまで生きて来て、
親以上に自分の事を理解されたと感じた
初めての瞬間かもしれません。

あまり人に興味ない僕がこの時ばかりは
少し小太りなおじさんの先生でしたが
好感度が上がり過ぎて
結婚を申し込みたい気持ちになりました(笑

次回からお薬が処方されて
検査と治療を並行していくとの説明を受けて
その日は診察終了。

そして、

ちょうど一昨日、
3回目の病院に行ってきました。

その時は、1回目でカウンセリングしてくれた
女性の先生に、前回診断した結果を
事細かに説明されました。

一般的にこの能力は、この程度なんだけど
あなたの場合はここを
ちょっと気を付けなくちゃいけなくて?

と、

だいぶ遠回しに症状について
言ってくれてるのは分かるんですが

ずっと聞いてると、
「あなたはみんなよりこんなに欠点があるんですよ」
って言われてるように聞こえました。

話だけ聞くとほんとにダメ人間です(笑
実際そうなのでなんとも言えないんですが…

話された要点だけまとめると

『人よりも著しく注意散漫で、集中力がかなり続きづらい。』

とのことでした。

ただ、対人コミュニケーションは
平均よりも上手く出来るらしく
見せたい自分を見せるから
気づかれにくい傾向があるみたいでした。

普通は不注意型のADHDの人は
人との違いを気にして、あまり目立たないように
している事が多いみたいなので
僕は珍しいタイプのようでした。

多分明るく活発な方達の輪の中に
いるからだと思います。

ADHDの傾向の診断は
その日で終わったっぽいんですが

これからは、

・自分が何が出来て何が出来ないのかの能力診断
・対人コミュニケーション能力

についての検査が主で

後はサブでアスペルガーとか
他の発達障害の症状がみられないかを
検査していくそうです。

ADHDの人は、何かの能力が
特出している事が多いみたいで

有名人だと、
坂本龍馬とかエジソンとかも
ADHDだったそうです。

僕も密かに何か秀でた能力あればいいな?と
結果を楽しみにしています。

今はこの前出してもらったお薬のおかげで
常人の集中力を取り戻しました(笑

今までより短期記憶力が明らかに上がり、
スケジュールを確認する事が極端に減りました。

後はちゃんと活字の本が読めたり
続けて1時間位は机に向かって
仕事出来るようになったり。

頭の中がすっきりしていて
違う世界で生きているみたいです。

そんなこんなで、これからも
詳しい検査と治療をしながら
病院に通っていきます。

自分の事を良くわかって楽しいですし
自己管理しなきゃいけない自営業者なら
能力把握で一回診断受けると
役立つかもしれないですよ。

■病気に甘えてんじゃねえぞ!

病院であなたは障害がありますって言われた時
凄く肩の荷が下りた感覚になったんですよ。

何か小さなプレッシャーから一つ解放されたような。

今までなんとなく違和感を感じていた事は
僕の努力不足じゃなかったんだ…と。

でも、

3回目に病院に行った時
先生からこういわれました。

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この症状でデスクワークの仕事を
ずっと自分だけでやってたのは本当にすごいと思う

どうやってこの状態で仕事してたのか、
詳しく聞いて記録に残しておきたいくらい。

沢山工夫と努力したんだっていうのは凄くわかる。

でもね。

障害が分かったからって言って、
必要以上に人に頼ったり
いままでの努力をやめちゃ絶対にダメね。

もちろん、頼れる人がいたら
事情を分かってもらった上で頼るのはいいけどね。

生活や仕事に支障が出る難しい所は対策を一緒に考えて
まずは自分で問題解決する事はやってね。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

そして、この話をした時
僕を良く知る人にもこう言われました。

『病名が付いただけで、今までのケン君と何も変わらないからね』

これを聞いた時、本当に自分が情けなくなりました。

障害だからと理由を付けて
これから楽をしようとしている自分が
いたんじゃないか。

これを利用して
人に頼ろうとしていた気持ちが
どこかにいたんじゃないか。

そんな気持ちがあふれ出て来て、

「うわーマジで病気に甘えて堕落するところだった…」

と、自分の人間としての器の小ささに絶望しました。

ホント、
「病気に甘えてんじゃねえぞ!」って感じですよね。

むしろ、武器にしていく位の勢いでこそ僕。

そして、ストーリーとして
こうしてメルマガのネタにしています。

このメールを読んで、
気づきがある人が一人でもいればいいなと思います。

■最高に美しいライフストーリーを得るために

先ほどとは反対に

ADHDと診断されて、
正直「まじかよラッキー!!!」って
めっちゃ嬉しかった気持ちもありました。

(もし、発達障害で真剣に悩んでいてお気を悪くされたらすいません)

というのも、僕の行動基準の一つに

『ストーリーを得るために時間とお金を使う』

というのがあります。

これは、
自分に付加価値を付けるエピソードを得るために
時間とお金を投資する
と言ったら分かりやすいでしょうか。

例えば、

『ケンさんのブログのデザインダサくないですか?』

と意見を頂いた時。

普通に

「貴重なご意見ありがとうございます。
僕なりのこだわりがあって今のようなデザインにしています。」

って返す事も出来ますが
ここに少しストーリーを入れて上げて

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

デザイナーさんに頼んで
綺麗にしてもらうことも出来るんですが

僕が一つ大事にしていることがあります。

それは、

僕が小さい時、父親の知り合いの
定食屋さんに連れて行ってもらった時の事。

お椀やお箸の形が曲がっていて、
食べずらかったんです。

でも、どことなくそこに温かさを感じました。

そこでお店の人に聞いてみると

「全部私の手作りの食器使ってるんだ。たべずらいよね、ごめんねー」

「でも、既製品じゃなくて全部自分の手で作った物でご飯も食べて欲しくて!」

「ちょっと形はあれだけど、悪くないでしょ^^」

その話を聞いてからのご飯は
聞く前よりもずっとおいしく感じました。

この時の感覚を大事にしているから、
僕がビジネスで一番手間暇をかけてきたブログだからこそ
デザインもちょっとカッコ悪くても自分でやってるんですよ。

僕の感性に合う人に僕のブログを特に見て欲しいので。

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このように
ストーリーを付加して伝える事によって
説得力が増したり、場合によっては
相手が一気にファンになってくれることもあります。

つまり、ストーリーには
それだけ価値を生み出す力があります。

これを自分の人生ベースで行う事で
一生使える自分だけの圧倒的な価値を
得ていくことが出来ていきます。

ですので、

・「この人から学んでこの分野の知識をつけるために惜しまず投資する」というストーリーを作るために高額のコンサルを受ける

・「23歳で母に家を買った」というストーリーを作るために家を買う

・「一人ぼっちだったけど、今は最高の仲間に囲まれている」というストーリーを作るために、全力で僕のコミュニティメンバーを引き上げていきます。

そして、「ADHDとかよくわかんない障害って診断されたけど、普通に成功できるよ?」ってストーリーを得るために、これからもビジネスで死ぬほど結果を出し続けていきます。

全ては、
最高に価値のある美しいライフストーリーにするために。

悔いなくやりたい事やって生きてきたので
正直、今日死んでもいいんですよ。

特に思い残すこともないし。

最近までは本気でそう思ってました…

今も割と自分ではそう思っていて
そう生きているつもりではあります。

ですが、その考えに疑問を持ち始める
きっかけとなった一つのページがあります。

そこには

精神科医のキューブラー・ロスの事が書かれていました。

彼女は終末医療の先駆者として、
40数年にわたり数千人の人々の
最期を看取ってきた世界的に有名な方で

死に行く人を励まし、
愛の言葉で力づけてきました。

しかし

いざ自分が脳梗塞で倒れた時
こんな言葉を残しています。

「精神分析は時間と金の無駄であった」

「もうこんな生活はたくさんよ。愛なんて、もううんざり。よく言ったもんだわ」

「聖人? よしてよ、ヘドが出る」

これを読んだ時、

もしかしたら僕も
死に直面したら人間らしい感情に
なるんじゃないかと思いました。

それは、
実際にそうなって見ないと分かりません。

ただ、この事をきっかけに
自分の行動を振り返ってみても、
本当に今日死んでもいいと思って
生きてるわけではなさそうだと気づきました。

潜在的には
「どうせ明日も来ちゃうから」って
思っているのでしょう。

後悔しないように
生きてるつもりではありますが。

この考え方も、
子供のころから人と違う部分から
目をそらし続けてきた結果

世の中や物事に興味感心が
無くなっていったんじゃないかと
少し思っています。

もしかしたら、
普通に元々興味の持ちかたが
極端な性格なだけかもしれないので
実際は分からないですけどね(笑

そんな考えから、僕はずっと
「未来」に興味がありませんでした。

将来的にはこうなれたらいいな?
みたいな漠然としたものはありましたが

基本的に今の事にしか興味がない。

でも、先ほどもお伝えしたように、
今はどれだけ自分の人生の価値を付けられるか

ライフストーリーを付けられるかを想いながら
これから訪れる新しいストーリーを刻む未来に
ワクワクしながら生きています。

このメールに書いているエピソードも
僕の持っている一つのストーリー。

あなたも、
このメールに散りばめられたストーリーに
魅力を感じて、この長いメールを
ここまで読んでいるのかもしれません。

クソつまんなかったら、
そこまで読まないですよね。

■自分で自分のラベル張ってない?

人は今までの知識や経験、常識が積み重なり
徐々に自分で自分を決めつけていきます。

実際僕もそうでした。

悔いなく生きているから今日死んでも別にいい。
僕の人生は、いつでも最高な物だ。

そう思い込ませていました。

実際は、

こんな未来だったら…
こんな世界だったら…

まだまだ生きて、
最高の仲間と最高に価値ある
ライフストーリーを作っていきたいと

潜在的に強く求めていた物が
自分の中にあったにも関わらず。

つまり、

・自分はこういう考え方だから
・こう決めているから

「この狭い世の中で生きていくには
今のまま心の折り合いをつけるのが一番」

と、自分を決めつけるラベルを張っていたのです。

そして、過去の僕に限らず
多くの人が同じことをしていると思います。

薄っぺらいラベルで
自分で自分を決めつけてないで
歩んでみたい思い描く未来ストーリーがあるなら
それを目指してみてもいいんじゃないでしょうか。

まるで一つの映画の主人公になったような
ワクワクするような物語を歩む人生を送る。

監督は『自分』。

実際の所、大体の事は叶います。

僕を含め、叶えたい夢を実現させ
なりたい自分になっていった人を多く見ています。

その人たちに共通しているのは
自分に正直になり、真剣にそしてどん欲に
未来を求めて、理想に近づこうと行動を起こした事です。

その一歩を踏み出すか
今のまま、そこそこな現実で
満足するかどうかは自由ですけどね。

思い描くライフストーリーを描いて
カッコよく自分らしく生きる未来。

小さな一人が創り出す大きな世界。
それは美しくて創造的な。

人間らしい少しの闇をも包み込む
優しくて刺激敵な未来が
そこにみられるかもしれません。

僕はもうすぐこのメールを書き終わり
次のワクワクするようなライフストーリーを
作るために歩みを進めます。

次は、

年収1億いったけど仕事のしすぎで疲れたから
ビジネス辞めてヒモになります。

とか、よく分からない事を言って
また新しいライフストーリーを
作っているかもしれません(笑

そっちの方が面白そうだし。

あなたはこのメールをもうすぐ読み終わります。
次に何をしますか?

あなたのライフストーリーを
描けるのはあなたしかいません。

ではでは!


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多分どこかに登録フォームあるはずなので探して見てください。
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