広告集客事例&数値の良かった改善施策
この音声は、YASのラインで12月20日に配信されたバックナンバーになります。
YouTube広告やウェブマーケティングの情報や、改善事例なども配信してますので、興味があればご登録してみてください。
メルマガ、LINE集客特化のYouTube広告運用を行っているジンさんが行っているYouTube広告の講座になります。
同じチームで広告運用をしている一刀も、たまに配信しています。
音声のテキストまとめ
音声が長くなってしまったので、内容をテキストでまとめました。
お役立ていただければ嬉しいです。
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こんにちは!柊ケンです。
今回は、
- 最近の改善した事例
- うまくいっている広告のシェア
をご紹介します。
広告運用に取り組んでいたり、代理店で集客を依頼している方に向けた内容となっておりますので、ぜひ参考にしてください。
もしご質問があれば、LINEに送っていただければ、メッセージや音声相談にてアドバイスさせていただきます。
どんなジャンルで広告運用を行っているのか?
よく、ジンさんやケンさんのチームでは「どういう業種の広告運用をしているのですか?」という質問をよくいただきます。
回答としては、多くがリスト取りのリード系広告になります。
中でもインフォ系(ブログ、サイトアフィリ、コンテンツビジネスなど)が多いです。
また、最近ですと
- スポーツインストラクター
- カウンセラー
- 小中学生の塾
など、実店舗やコーチ系の広告運用も増えていて、全体の4割位になります。
ウェブビジネス以外の属性は、まだ個人の方がYouTubeなどで発信を始めてないジャンルであり、CPAを安くしつつ販売につなげることができるため、YouTube広告は非常にオススメです。
具体的な事例
いくつかパフォーマンスの良かった事例をご紹介します。
なお、下記のCPAやデータは、12月に入ってからの数値です。
12月は個人事業主の決算期のため、
経費を消化したい
→広告の消化が高くなる
→CPCが高くなる
という傾向にありますが、YouTube広告に関しては、他の運用と比べてもそれほど高くなっていません。
インフォ系のコミュニティー募集
【600万消化で3500万売上 最終7160万円】
ブログ収益化系のコミュニティー募集のローンチをかけるため、600万円ほど予算を2ヶ月で消化し、
- CPA:2500〜3000円くらい
- 売上:3500万円
- ROAS:550〜600%
の結果となりました。
(広告ではないリストも合わせると、7200万円ほどの売上で着地)
ローンチをかける前に、一気にリストを入れたいときにも活用できます。
ウェブを活用したい店舗の事業者ターゲ
【CPA2000円】
1日1万円ほどの予算で、5〜10リストほど獲得しております。
SEO・サイトアフィリ系
【CPA1100円】
SEOサイトアフィリ・ブログ系は、リストの取り方に型があるため、CPA1100円ほどと比較的安く取ることができます。
(Facebook集客の考え方も併用しながら運用しています)
スポーツインストラクター
【CPA300円〜600円】
1リストで300円の数値は、今まで取り組んできた運用の中でも、トップで安いんじゃないか?と思います。
コンテンツビジネス系
【CPA1300円】
自分のコンテンツを作って販売する「コンテンツビジネス」では、商品を販売するメールにリストを取っている方の運用で、CPA1300円ほどとなっています。
その他、これから動き出す案件
他にも、これから動かしていく案件については、
- 小中学生の保護者向け 教育系
- 投資スクール
- カウンセラー
などがあります。
いずれもデータを取れればシェアしたいと考えておりますので、今後の配信を楽しみにしていただければと思います。
最近良い数値が出ている施策
YouTube広告で2点、Facebook広告で3点、うまくいっている施策のシェアをさせていただきます。
YouTube広告
YASにご登録頂いている方のアンケートやメッセージを見させていただく限り、すでにYouTube広告に取り組まれている方は、それほど多くないと感じます。
もし広告代理店や個人の広告運用チームに頼んでおり、
- CPAがなかなか合わない
- 依頼先があまり積極的にテストなど動いてくれない
などの悩みがあれば、下記の点を試してみるといいかもしれません。
1,YouTubeチャンネルと広告をリンクさせていく
最近、YouTubeチャンネルの動画を閲覧した人専用のクリエイティブを作り、広告を配信する…というやり方で、CPA1000円以下で調子よくリストを獲得することができています。
すでにチャンネルの動画を見てくれているものの、リストになってない・メルマガ登録してない方が非常に多いです。そのような層にプレゼント訴求などをして、リストに変えていきます。
動画をどんどんアップすれば新規の視聴者も増えますから、広告もさらに回っていくと思います。
感覚値ではありますが、月間1万再生くらいでもリスト取りは可能です。1日3000再生あれば月間200リスト以上は獲得できると思います。
スピリチュアル系・物販系では再生数があるチャンネルが多いので、専用の広告を持つことがオススメです。
2,ディスプレイ広告の強制出稿の対処
いままではインストリーム広告だけを配信する設定ができたのですが、最近はディスプレイ広告まで強制出稿されるようになってしまいました。
(ディスプレイ広告で配信されてしまうとパフォーマンスが落ちやすい)
強制出稿の対処としては、
- ディスプレイ配信用のテキストを入稿しないで、インストリーム広告だけ配信する
- プレースメントを細かく切る
- カスタムセグメントでキーワードのオーディエンスを使ってみる
など、「ディスプレイ広告を出してもパフォーマンスが出ない」ことをAIにアピールするのが今の所有効です。
また、オーディエンス設定で、Googleが用意している興味関心の設定だけに任せている場合は、ぜひキーワードをファネルや属性ごとに切り分けて作成したカスタムセグメントのパターンテストを試してみていただければと思います。
しっかり顕在層を絞り込んで、パターンをテストしてみることで数値が良くなるので、とてもオススメです。
カスタムセグメントは、下記から作成できます。
Google広告管理画面→ツールと設定→オーディエンスマネージャ→カスタムセグメント
Facebook広告
1,レイヤリングで興味関心を重ねていく
興味関心をAND条件で重ねていく「レイヤリング」のパフォーマンスの調子が良いです。
これまではノンタゲで予算をガンガン出し、キャンペーンを複数作ってクリエイティブテストをして、パフォーマンスの良かったものだけを残して回す。
あるいは、ピクセルのデータからアクセスデータの切り分けで類似オーディエンスを作成して回していました。
最近はコンバージョンがあてにならなくなってしまったため、こちらである程度配信先をコントロールしてあげることが重要になってきました。
オーディエンスを作るときは、
- メインの興味関心を作る
- 行動パターンを考えて絞り込む
とスムーズです。
例)広告運用コンサルの場合
・メインの興味関心
→ウェブマーケティング and リストマーケ and 旅行
・行動パターン
リストマーケに興味がある→年収が高いはず→旅行に行っている人が多いかも?→旅行系に絞る
サポートさせていただいている中で、よく見かけるのが「OR条件」での配信設定です。
(どれか1つに当てはまったら配信する…としてしまうと、すごくオーディエンスが広くなってしまう)
そうではなく、
- 3つとも当てはまるようにオーディエンス(AND条件)を組む
- そのような組み合わせをいくつか作り、キャンペーンごとに分けて少額で配信してみる
- パフォーマンスが良かったオーディエンスに絞って、クリエイティブをテストしていく
という流れにすると、CPAを下げつつピンポイントなお客さんを集めることができます。
orではなくand条件の興味関心は、オーディエンス項目の下の「更に絞り込む」から行えます。
2,登録の類似オーディエンスを「5%・10%」で試す
登録完了のオーディエンスの「類似オーディエンス」は、1%・5%・10%の3つでテストしてみるのも効果的です。
(広告を回し始めてからコンバージョンが出たところに、類似オーディエンスを作成)
1%だと配信先が顕在層に寄りすぎ、CPMが高くなりがちなため、もう少し薄めた5%or10%のほうが反応や成績が良いこともあります。
3,アカウントBANが少なくなってきている
ジャンルにもよりますが、最近のFacebook広告はアカウントBANが少なくなっています。
もしアカウントBANになって動かせなくなっている方がいれば、状況をお知らせいただければ過去のアカウント停止データをもとにアドバイスさせていただきます。
おしらせ
通話相談について
YASという、YouTube広告のコンサルティングサービスを行っています。
コンサルティングサービスは、一人ひとり状況をヒアリングした上で、最適なご提案をしています。
特にリストマーケティングを行っている方で、広告費をかけて集客力さえ上げれば、売上が数倍変わるという事が多々あります。
もし
- 広告で集客することによって、どれだけ自分のビジネスが伸びるのか知りたい
- SNSやブログを更新せず楽に集客を自動化していきたい
- 広告運用で集客をもっと伸ばしていきたい
- 売上を伸ばすためのリストを取っていきたい
という場合は、ぜひご相談いただければと思います。